貿易用語集

貿易用語について解説した貿易用語集です。

さわむら

追加して欲しい用語があればぜひコメントください。

単語の横の国旗マークは、主にその国とのやりとりで使用する用語です。

貿易用語 索引

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貿易用語集

A

A/N

Arrival Noticeの略語。貨物着荷の案内書類。

A/R

保険条件の全危険担保のこと。All Risksと同じ。

ACC

Alameda Corridor Chargeのこと。

ACCT

Air Cargo City Terminalの略語。空港域外で航空貨物を取り扱うための物流拠点機能を有するターミナルのこと。

ACI

Advance Commercial Infoの略語。

ACIF インド

インドの輸入申告価格のベースとなる評価額のこと(CIF Value)。Assessable valueと同じ。

Actual Gloss Weight

貨物の実重量のこと。kgの場合は小数点第一位までを記載する。(例 : 10.8 kg) 

AD code インド

取引銀行から企業に対し発行される口座管理番号。

Ad Valorem

Ad valorem dutyと同じ。従価税のこと。

Additional tax for deficient declaration

過少申告加算税のこと。

AEO制度

Authorized Economic Operatorの略語。貨物のセキュリティ管理と法令遵守の体制が整備されている事業者に対し優遇案を盛り込んだ税関が認定する制度。

AFR

Advanced Filing Ruleの略語。出港前報告制度で日本版24時間ルールのこと。

AFS 中国

Advance Filing Surchargeのこと。

Agency Commission

貨物運送に対して発生する手数料のこと。運賃及び従価料金の5%が発生する。

AIR WAYBILL

航空運送状のこと。

ALL IN FREIGHT

海上運賃にチャージ(YAS, BAF等)を含んだ運賃。

ALL RISK

保険条件の全危険担保のこと。A/Rと同じ。

AMEND

Amendment Feeのこと。

Amendment

信用状の売買契約条件に相違がある場合に輸入者に信用状の条件変更を依頼すること。

Amount Insured

貨物海上保険契約において被保険者に損害填補として支払われる金額のこと。

AMS アメリカ

アメリカの税関が運用する貨物通関システム。

AMS Correction Fee アメリカ

Automated Manifest Systemで訂正が発生した場合にかかる手数料のこと。

AMS Fee アメリカ

Automated Manifest System feeのこと。

Application for Negotiation

買取依頼書のこと。L/C決済でL/Cに要求された書類に加え銀行買取を依頼するために買取銀行へ提出する依頼書。

Application for Time Extension

取引銀行から企業に対し発行される口座管理番号。

Arbitrary

運送区間の基本運賃に接続費用を合算した費用のこと。

AS Rate

As Sight Rate。信用状付き一覧払い手形買相場(TTBから郵便日数金利をマイナスしたレート)のこと。

Assessable value インド

インドの輸入申告価格のベースとなる評価額のこと(CIF Value)。ACIFと同じ。

Assured

保険における被保険者のこと。

AS取り

航空運賃の主流は、重量逓減制(C/Wが大きくなれば単価も安価になる)を採用している。より重量(C/W)が大きい運賃を適用することで運賃負担が軽くなる場合、実際の重量(C/W)より大きい重量に置き換えることが可能となる手法のこと。

ATAカルネ

物品の一時輸入のための通関手帳に関する通関条約(ATA条約)に基づく国際的制度による通関用書類のこと。

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B

B/C

Bill for Collectionの略語。代金取立て手形のこと。

B/L

Bill of Ladingの略語。船荷証券のこと。

BAF

Bunker Adjustment Factorの略語。船舶燃料価格の急激な変動に対処するためにかかる調整運賃のこと。

Berth

荷役を行う場所、港湾施設のこと。

Bill of Exchange

債務者が債権者に対して手形に記載された金額を支払期日に支払うよう指示した有価証券(為替手形)のこと。

BIS インド

Bureau of Indian Standardの略語。インドの品質規格。認証取得にはインド国内の認定試験を通過する必要がある。

BL Amendment Fee

BLに訂正が発生した場合にかかる手数料。

BOE インド

Bill of Entryの略語。輸入申告書にあたりB/Eと同義。

Bonded Area

保税地域(外国貨物の保管、加工、製造、展示ができる地域)のこと。

Bonded Warehouse

保税蔵地場のこと。税関長が許可した外国貨物で関税が留保されたまま蔵置できる場所。

Booking

船舶予約のこと。荷送人が船会社や航空会社に行う。

Box Rate

コンテナ(20フィート、40フィート)1本あたりの海上運賃のこと。

Brake Bulk cargo

規格外の長尺貨物や超重量貨物などコンテナ積載できない貨物。在来船等で輸送される。

BS-6 インド

Bharat Stage6のこと。2020年より発効されたインド国内での排出ガス規制の名称。

BUC

Bunker Charge(IMO Bunker Surcharge)の略語

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C

C/O

Certificate of Originの略語。原産地証明書のこと。

C/T

Container Terminalの略語。

CAC

CFS Additional Chargeのこと。

CAF

Currency Adjustment Factorの略語。通貨変動による為替差損益を調整する運賃のこと。カレンシーサーチャージと同じ。

CAROTAR2020 インド

Customs Administration of Rulus of Origin under Trade Agreements Ruleの略語。2020年9月1日より発効、インド税関から輸入者への情報要求について定めたルール。

CBR

Commodity Box Rateの略語。コンテナ内に積載された単一貨物の運賃を品目ごとに設定する運賃のこと。

CBU

Complete Build-upの略語。完成車を指す。

CEC インド

Chartered Engineer Certificateの略語。減価償却証明書のこと。中古品輸入の際に必要となる書類。

CENVAT インド

Central Value Added Taxの略語。中央付加価値税、物品税と同様の意味合いでも使用される。

CENVAT Credit インド

製造目的の購買に対して物品税を支払う際に得られるクレジットのこと。

Certificate and List of Measurement and/or weight

容積重量証明書のこと。国土交通省の許可を受けた検量人によって発行され、船荷証券(B/L)などに使用される。

CFR

Cost and Freightの略語。インコタームズの一つ。運賃込みの条件。

CFS

Container Freight Stationの略語。LCL貨物のバンニングやデバンニング作業を行う場所。

CFS Charge

LCL貨物のバンニング、デバンニングをする際に発生する費用のこと。

CGST インド

Central GST 中央政府に納付されるGood & Service Taxのこと。

CHA インド

Customs House Agentの略語。通関業者のこと。

Challan インド

税金や費用の納付書や支払い証明書のこと。

CHC

Container Handling Chargeの略語。

CIF

Cost, Insurance and Freightの略語。インコタームズの一つ。運賃・保険料込みの条件。

CIP

Carriage and Insurance paid toの略語。インコタームズの一つ。輸送費・保険料込みの条件。

CKD

Complete knock-downの略語。部品単位で分解、組み立てされた自動車のパーツ。現地で加工、組み立てを行う必要がある。

Claim Letter

貨物破損時に船会社・荷葬人宛てに通知する書類のこと。

Clean B/L

無故障船荷証券のこと(瑕疵のない貨物のこと)。

CLP

Container Load Planの略語 コンテナ内積付表(積載貨物の明細が記載された書類)のこと。

Co-Load

複数の混載業者でコンテナを仕立てること。

COA

Certificate of Analysisの略語。物品の成分分析表のこと。

COLLECT

代金を後払い・荷受人側払いで支払うこと。

Commercial Invoice

商業送り状のこと。貨物の品名・数量・価格・契約条件・単価などが記載されている明細と請求書を兼ねた書類。

CONCOR インド

インドのコンテナ輸送会社のこと。

Consignee

受託人・荷受人のこと(貨物が運送人から引き渡される相手として運送状に記載される)。

Consolidation

混載貨物のこと。

COO

Certificate of Originの略語。原産地証明書のこと。

CPT

Carriage paid toの略語。インコタームズの一つ。輸送費込みの条件。

CSF

Container Seal Feeの略語。Seal feeと同じ。

CSS

Carrier Security Surchargeのこと。

CTO インド

Container Train Operatorの略語。ICD-港間のコンテナ鉄道輸送を行う業者のこと。

Customs Duty

輸出・輸入の際に課せられる税金のこと。

CUT

貨物のCY,CYSへの搬入締切日のこと。

CY

Container Yardの略語。コンテナの保管、蔵置などをするエリアのこと。

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D

D/A

Documents against Accptanceの略語。手形引取書類渡しのこと。

D/D

Demand Draftの略語。

D/O

Delivery Orderの略語。荷渡指図書のこと。

D/P

Documents against Paymentの略語。手形支払書類渡しのこと。

D/R

Devanning reportの略語。LCL貨物の状態を点検、記録した書類のこと。

D/R

Dock Receiptの略語。船積みの申込書にあたる書類のこと。

DAP

Delivered at placeの略語。インコタームズの一つ。仕向け地持ち込み渡しの条件。

DDC

Destination Delivery Chargeの略語。仕向け港に到着したコンテナをコンテナ・ヤード内の所定場所に運ぶ際に発生する手数料のこと。

DDP

Delivered Duty Paidの略語。インコタームズの一つ。関税込持込渡しの条件。

Debit Note

保険証券や承認状の発行と同時に発行される保険料請求書のこと。

Demurrage

輸入コンテナを荷渡し地(CY)に無料蔵置しておける期間(Free Time)を超えて留置した場合に発生する超過保管料。通常日数の計算時は土日、祝日を加算する。

Detention Charge

コンテナをコンテナヤードから引取り、空コンテナの返却がFree Timeから遅れた場合に発生する延滞料金のこと。通常日数の計算時は土日、祝日を加算する。

Devanning

コンテナから貨物を取り出す作業のこと。UNLOADING、UNSTUFFINGともいう。

DFC インド

Dedicated Freight Corridorの略語。ムンバイ~デリー間のDFC西回廊、デリー~コルカタ間の東回廊の二路線で進貨物専用鉄道計画のこと。

DGFT インド

Directorate if General and Foreign Tradeの略語。インドの商工省商務局 外国貿易部。

Doc Fee

Origin Documentation Fee、Documentation Fee と同じ。

Docket インド

インド国内配送用の運送状。

Documentation Fee

書類作成にかかる費用のこと。

DPU

Inco2020新設 Delivered at place Unloadedの略語。インコタームズの一つ。荷降込持込渡しの条件。

Drayage

コンテナで輸送されてきた荷物をデバンニングせずに直接目的地まで陸送する方法のこと。

Dry Cargo

液体貨物や動植物以外、また温度管理を必要としない個体、粉物等の貨物。

Dry Containers

一般貨物(乾貨)を輸送するためのコンテナ。

DWT

Dead weight tonnageの略語。船に積載された貨物、燃料、水、乗客乗員などの総重量(自重は含まない)のこと。

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E

E-invoice インド

GST(Good & Service Tax)ポータル上で使用する、企業間電子請求書承認のためのネットワークシステム。

E-Waybill インド

価格が5万ルピー以上の物品をインド国内で輸送する際に必要となる電子許可証のこと。

E/D

Export Declarationの略語。輸出申告書のこと。税関が物品に関し輸出の許可後、輸出許可通知書となる。

E/P

Export Permitの略語。輸出許可のこと。

EDC

Extra Drayage Chargeのこと。

EDD インド

Extra Duty Depositの略語。SVBの申請・登録が完了するまで支払う、1-5%の追加関税のこと。

ENS

Entry Summary Surchargeの略語。欧州向け24時間ルールに関わる手数料のこと。

EOU インド

Export Oriented Unitの略語。100%輸出型企業のスキームで、部材輸入の際輸入関税が免税となる。

EPA

Economic Partnership Agreementの略語。経済連携協定のこと。

ERS

Emergency Recovery Surchargeのこと。

ETA

Estimated Time of Arrivalの略語。到着予定日、到着予定時刻のこと。

ETD

Estimated Time of Departureの略語。出発予定日、出発予定時刻のこと。

EXW

Ex worksの略語。インコタームズの一つ。工場渡し条件。

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F

F.A.Q.

Fair Average Qualityの略語 平均中等品質条件のこと。

FAF

Fuel Adjustment Factorの略語。燃料割増料または燃油サーチャージのこと。(FAF,BS,EBS,BAF 等はすべて燃料に関わる価格変動調整費のこと)

FAK

Freight All Kindsの略語。貨物の品目に関わらず、容積もしくは重量等を単位として設定される単一運賃のこと。

FAS

Free Alongside Shipの略語。インコタームズの一つ。船側渡しの条件。

FCA

Free Carrierの略語。インコタームズの一つ。荷送り人渡し条件。

FCL

Full Container Loadの略語。コンテナ1本で仕立てる大口貨物のこと。

FEU

Forty Foot Equipment Unitsの略語。40フィートコンテナ換算での個数のこと。20フィート・コンテナは2本で1FEUとなる。

FIATA

INTERNATIONAL FEDERATION OF FREIGHT FORWARDERS ASSOCIATIONS(国際貨物輸送業者協会連合会)の略語。世界フォワーダー協会のこと。日本では国際フレイトフォワーダーズ協会、日本海運貨物取扱業会と航空貨物運送協会が正会員として加盟している。

FOB

Free on Boardの略語。インコタームズの一つ。本船渡しの条件。

Force Majeure

戦争、テロ、ストライキ、自然災害などの不可抗力により契約の不履行があった場合に、輸出者が責任を負わなくても良い免責を定めたもののこと。契約書上で当事者間での取り決めが必要。

Form-I インド

CAROTAR 2020発効に伴い、輸入者が輸入品情報を記載する税関提出用書類のこと。

Forwarder

国際輸送を取り扱う業者。

Foul B/L

故障付船荷証券のこと(貨物に瑕疵があった場合に発行されるB/L)。

FRC

Fuel Recovery Charge(IMO Bunker Surcharge)のこと。

Free time

貨物の揚げ地においてCFSやCYから貨物を引き取る際に、保管料の支払いを免除される期間のこと。

Freight Collect

運賃着払い。貨物が輸入地に到着後、荷受人が運賃を支払う方法。

Freight Prepaid

運賃前払い。荷送り人が海上運賃や料金を支払う方法。

FTA

Free Trade Agreement(自由貿易協定)の略語。関税やサービス分野の規制等を撤廃し、モノやサービスの貿易の自由化を図ることを目的とした協定のこと。

FTL インド

Full Truck Loadの略語。チャーター便のこと。

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G

G.M.Q.

Good Merchantable Qualityの略語。適商品質条件のこと。品質にばらつきのある果実、木材などの輸出入に使用される品質等級条件のひとつ。 

G/W

Gross Weightの略語。風袋(外装と内容品)込みの総重量のこと。

Governing Law

製品に問題が発生した場合に適用される法律のこと。輸出者と輸入者で予めどちらの国の法規を適用するか定める必要がある。

GR Waiver インド

インドから一定額以上の製品を再輸出、一定額以上の無償品の輸出の際に必要となる書類のこと。取引先銀行で申請・発行される。

GRI

General Rate Increaseの略語。海上運賃の一括値上げのこと。

GST インド

Good & Service Taxの略語。物品サービス税のこと、中央政府のCGST(Central GST)・州政府のSGST(State GST)・州間取引のIGST(Integrated GST)の3種類で構成。

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H

HAWB

House Air Waybillの略語。混載航空運送状のこと。

HDS

Hot Delivery Serviceの略語。輸入港において他コンテナより優先して荷役行い、対象コンテナを個別搬入手続きを行うために船会社に運賃と伴に支払うサービスのこと。

HSコード

Harmonized Commodity Description and Coding System略語。国際貿易商品の名称および分類を世界的に統一分類表のこと。

HS条約

商品の名称および分類についての統一システムに関する国際条約(International Convention on the Harmonized Commodity Description and Coding System)のこと。

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I

IATA

国際航空運送協会のこと。

ICEGATE インド

インド税関で使用される貨物通関システムのこと。

IEC インド

Importer Exporter Codeの略語 輸出入者コードのこと。DGFT(インドの商工省商務局・外国貿易部)から取得可能。

IFSC code インド

銀行支店毎に割り振られるコードのこと。

IGM インド

Import General Manifestの略語。輸入積荷目録のこと。輸入の際、原則インド到着前に税関にへの提出が求められる。

IHC インド

Inland Haulage Chargeの略語。港からICDまでの内陸輸送費用のこと。

Inland Fuel Surcharge

内陸燃料割増料金のこと。

Insurance Policy

保険会社が作成し申請者に発行される書類で、保険金額、保険条件などが記載された保険証券のこと。

Integrator

貨物の集荷から配送まで自社で一貫し行う輸送業者のこと。

Intermodal Transportation

船、飛行機、トラック、鉄道など2つ以上の輸送手段を使って輸送すること 複合一貫輸送のこと。

Interports

日本においては極東、東南アジア域内港、近海のエリアを指す。

invoice

船積貨物の明細書 兼 輸出者が輸入者宛てに発行する売買契約の履行内容を示す書類のこと。品名・数量・取引条件・単価・代金支払い方法などが記載される。

IQ品目

輸入割当品目のこと。日本の漁業者保護を目的として、外国からの輸入数量を輸入割当制度により制限している物品(輸入割当品目)のこと。

Issuing Bank

信用状発行銀行のこと。

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J

該当用語なし

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K

該当用語なし

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L

L/C

Letter of Creditの略語。信用状(輸入者の取引銀行が輸出者に貨物の代金支払いを確約した保証状)のこと。

L/G

Letter of Guaranteeの略語。B/L入手前に貨物引き取りを行う際に必要な保証状のこと。

L/Gネゴ

Letter of Guarantee ネゴ。保証状付きで銀行に手形を買い取ってもらうこと。

L/I

Letter of Indemnityの略語。

LCL

Less Than Container Loadの略語。他の荷主の小口貨物と混載し1本のコンテナに仕立て輸送すること。

※新世紀エヴァンゲリオンおよび同作品の劇場版やコミック版に登場する L.C.L (エントリープラグ内に満たされる液体)とは異なるため注意。

LOI インド

Letter of Intentの略語。契約に関わる基本合意書のこと。

LSF

Low Sulphur Fuel Surcharge(IMO Bunker Surcharge)の略語。

LTL インド

Less Than Truck Loadの略語。混載トラックのこと。

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M

M/R

Mate’s Reciptの略語 本船貨物受取証のこと

Manifest

Cargo Manifest、船会社が発行する本船積み荷の明細書のこと。積載貨物の積地・揚地・B/L NO.・ 品名・荷送人・荷受人・数量等を記載した積荷目録一覧表であり、LCLの場合はコンテナ内の貨物明細を表す。

MAWB

Master Air Waybillの略語。混載業者が航空会社より受け取る航空運送状のこと。

MEIS

Merchandise Export from India Schemeの略語。2015年から導入された製品輸出体系の一つで、特定の国に一定の製品を輸出する際に譲渡可能なクレジットチケット(Credit Strip)を取得し、チケットをは輸入関税・GSTの支払いに使用可能とするもの。

MERCOSUR

南米南部共同市場。発足により域内貿易自由化と対域外共通税関を設定した協定。

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N

NACCS

Nippon Automated Cargo & Port Consolidated Systemの略語。通関業務の電子システムのこと。

NGT インド

デリー市内を通行する商用車に対して発生する税金のこと。

NOC

Non Objection Certificateの略語。他法令に関わる非該当証明のこと。

nos インド

numbersの略。180KGdrum 5nos のように書く。

NVO(NVOCC)

Non Vessel Operating Common Carrierの略語。自社で国際輸送手段を持たない利用運送事業者のこと。

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O

OEM輸入

Original Equipment Manufacturingの略語。海外のメーカーに自社品として生産してもらった製品を輸入すること。

Off Dock

船社が揚げ積み港以外にCYまたはCFSを設け、荷主に対し受け渡し地に指定する場合がある。本船着岸岸壁から離れた場所にある為、Off Dockと呼ばれる。

OLT

Overland Transportの略。保税陸上運送のこと。

Open L/C

買取銀行が指定されていない信用状。

Order B/L

指図式船荷証券のこと。

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P

PAN NO. インド

Permanent Accounting Numberの略語。納税者識別番号のこと。

Part load インド

混載便のこと。

PCS

Panama Canal Surchargeの略語。パナマ運河を航行する船に積載された貨物にかかる手数料のこと。

PCS

Port Congestion Surchargeの略語。港での荷役中の混雑で滞船が長期にわたる場合に発生する手数料のこと。

prefix code

コンテナごとに割り振られる識別記号のこと。最初の3桁(所有者を表すコード)はThe Bureau International des Containers et du Transport Intermodalへの登録が必要。

PSI

Agreement on Preshipment Inspectionの略語。輸入国から指定を受けた船積み前検査会社が、輸入国の税関当局に代わって商品の船積み前において輸出国の領域内で商品の品質、数量、価格、関税分類、関税評価等について検査を行い、証明書を発給する制度のこと。

PSS

Peak Season Surchargeのこと。

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Q

該当用語なし

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R

R/R

Rate Restorationの略。実勢運賃をタリフへ近づけるための運賃値上げの事。

RORO船

Roll on / Roll off Shipのこと。貨物を積んだトラックやシャーシ(荷台)ごと輸送する船舶をあらわす。

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S

SCM

Supply Chain Managementの略語。物流システムを一つの企業の内部に限定することなく、複数の企業間で統合的な物流システムを構築し物流の最適化を図り、経営の成果をあげるため管理手法のこと。

SCS

Suez Canal Surchargeの略語。スエズ運河を航行する船に積載された貨物にかかる手数料のこと。

SDR

Special Drawing Rightsの略語。IMF加盟国に配分されている特別引出権のこと。

Seal Fee

Container Seal Feeと同じ。FCL貨物の輸送時に発生する手数料のこと。

SGST インド

州政府に納める物品サービス税のこと。

Shipper

荷送人のこと。運送人と運送契約を結び、貨物の運送を委託した者や運送状に記載されている貨物の仕出人をあらわす。

Shipping Instructions

荷主から通関業者へ通関と船積み依頼をするための指示書。

SKD

Semi knock-downの略語。部品単位に分解されている自動車のパーツのこと。CKDとは異な簡単な加工にて組み立て可能な状態の部品。

SLB

Siberian Land Bridgeの略語。シベリア鉄道を利用して日本から欧州・中近東向けに開発された輸送網のこと。

SVB インド

Special Valuation Branchの略語。親子間取引を行う場合はSVB当局へ取引価格の申請、承認が必要。通常、初回の有償品輸入時に申請を行い、申請~受理までにおおよそ一ヶ月、登録完了まで1年程度の期間を要す。無償品はSVBの規制対象外。

SWC インド

Social Welfare Cessの略語。輸入関税の一部。

SWIFT code インド

世界各地の銀行を特定するため、SWIFT(国際銀行間金融通信協会)が定めた記入機関識別コードのこと。

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T

TAN NO. インド

Tax deduction Account Numberの略語。源泉徴収の識別ナンバーのこと。

Tariff

関税のこと。

TDS

Tax Deducted at Sourceの略語。源泉徴収税のこと。

TEU

Twenty-foot Equivalent Unitsの略語。20フィートで換算したコンテナ個数を表す単位のこと(20’=1TEU、40’=2TEU)

THC

Terminal Handling Chargeの略。コンテナをコンテナヤード(CY)の所定の位置まで運ぶ際に発生したコンテナ取り扱い料金のこと。積港と揚港の両方で発生する。

Transhipment(T/S)

ダイレクト輸送ではなく、経由地で積み替え輸送する方法のこと。

Transit Time

船積み港から仕向け港までの所要航海日数のこと。

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U

UTR インド

Unique Transaction Reference numberの略語。インド国内での送金に付与される識別番号のこと。

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V

Vanning

輸出貨物をコンテナに積み込む作業のこと。

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W

WA

With Averageの略語。旧ICC保険条件の一つ。

Way-port

運航途中の寄港地のこと。

Waybill

SEA WAY BILL と AIR WAY BILL のこと。

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X

該当用語なし

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Y

YAS

Yen Appreciation Surchargeの略語。円高損失補填料金割増料金のこと。指定期間の平均為替相場が1US$、120円を超えた場合に課される。

YMS

Yard Management Systemの略語。ヤード管理システムのこと。

York-Antwerp Rules

共同海損に関する取り決めを定めた国際統一規則のこと。

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Z

該当用語なし

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1

該当用語なし

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2

24時間ルール

米国向け船舶に貨物を船積みする24時間前までに船済み情報の提出を義務づけたルール。

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3

3PL

3rd party logisticsの略。メーカーからの物流業務アウトソーシングによる、輸配送、倉庫保管、加工業務、出荷手配など総合的に請け負う事。

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4

4PL

4th party logisticsの略。3PLの業務に加えて、商品・材料の受発注情報の管理、SCM構築までも請け負う総合的な物流業務のこと。

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5

該当用語なし

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6

該当用語なし

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7

該当用語なし

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8

該当用語なし

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9

該当用語なし

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0

該当用語なし

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あ行

アイソコンテナ

海上運送で使用されるコンテナの一種。主に液体貨物を輸送する際に使用される。ISO規格に準じ製造され、20フィートサイズのみが存在する。タンクコンテナとも呼ばれる。

揚げ地

貨物を荷降ろしする開港、空港など。(Port of Discharge)

アメンドメント

信用状(L/C)の発行後に、信用状の条件等を変更すること。原契約との相違、内容の不備、記載誤り、買取り書類作成上の不可能項目等について修正・訂正を行う必要がある場合に発生する。

アンチ・ダンピング関税

不当廉売関税のこと。

以下

ある基準を含め、それより下の値をあらわす。

委託加工貿易

委託者が国外に原材料を提供し加工を委託、それにより出来上がった製品を日本国内に輸入する契約のこと。使用する原料によっては、経済産業大臣の輸出の承認を要する場合があるので注意。

インターバンク取引

銀行間の通貨取引のこと。適用される為替レートをインターバンクレート(銀行間取引相場)という。

インテグレータ―(Integrator)

貨物の集荷、国際輸送、配送までを一貫して自社運送を行う業者のこと。UPSやFedEx、DHLなどが該当する。

インボイス

輸出入時に使用する書類の1つ。貨物の品名、数量、価格、契約条件、契約単価を記載した明細書と請求書としての意味合いを持つが、インボイスの種類により使用目的が異なることがあるので注意が必要。

インポータ―(Importer)

貨物の輸入者のこと。

違約品

品質、数量等が契約の内容と相違する貨物のこと。

移入れ(IM)

保税倉庫の保税作業時の使用をするために税関長の承認を受けて外国貨物を保税工場に入れること。

上屋

港湾にて輸出入貨物の荷さばきや一時保管を行う倉庫のこと。

運賃着払い

Freight Collect。荷受人が運賃を支払う方法のこと。

営業秘密侵害品

不正に入手、流出した技術により生産された物品のこと。不正競争防止法違反にあたり、関税法に規定する輸出入をしてはならない貨物に該当する。

沿海通航船

本邦と外国間を往来する船舶以外の船舶のこと。

延滞税

法定納期限の翌日から未納関税額の納付日までのに数に応じ課される税金。

乙仲

荷主からの委託を受け港湾地域で海貨業を行う業者のこと。荷役(検量、検査、検数など)や通関業務など広く行っている。海貨業者と同意。

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か行

海貨業者

荷主からの委託を受け港湾地域で海貨業を行う業者のこと。荷役(検量、検査、検数など)や、通関業務など広く行っている。乙仲と同意。

海港

貨物の輸出入、貿易船の入出港など、外国貿易のために開放された政令で定める港のこと。 

加工貿易

原材料または半製品を外国から輸入し、国内加工後の輸出で付加価値を加え、差額を利益とする貿易形態のこと。

課税価格

関税や消費税などの税額算定の基準となる輸入貨物の価格のこと。

関税

関税の税率、課税標準、減免等について定めた法律である。

完全生産品

生産が一ヶ国のみで完結している物品のこと。

危険物

危険物船舶運送及び貯蔵規則内(危規則)で定められた特定物質のこと。引火性液体、有機過酸化物、毒物、放射性物質、腐食性物質、火薬、高圧ガスなど。

危険物コンテナ収納検査

危険物船舶運送及び貯蔵規則(危規則)にて定められた特定の危険物をコンテナ船で輸送する際、船積前に受ける検査で、収納方法について確認される。

季節関税

輸入される時期によって適用する税率が異なる関税のこと。

基本税率

関税定率法に定められている税率で、特別な事情の変更のない限り適用される基本関税率のこと。

燻蒸

梱包に使用する木材(パレット、木枠などの梱包材)を、熱や薬品処理をすること。

国際バルクケミカルコード

IBCコード。危険化学品運送の為の船舶構造と設備に関する国際規則のこと。

国連番号

UN番号とも呼ばれる。危険物輸送専門委員会勧告の危険物リストに掲載されている危険物に付与される4桁の数字のこと。

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さ行

サーチャージ

船会社や航空会社が請求するチャージのこと。急な価格変動等により発生する。

仕向港

貨物が最終的に陸揚げされる港のこと。

ショアリング(shoring)

コンテナ内部へ積載された貨物を木材の端材や角材を使い固定すること。

事前教示

貨物の輸入予定者が、実際の輸入の前に貨物を輸入した際の関税分類や関税率などについて税関に対して照会を行い、回答を受けることが出来る制度のこと。

スキッド梱包

角材で組まれた土台の上に貨物を据え付ける簡易な梱包方法のこと。

税率

税額を算出するために用いられるレートのこと。

セーフガード

海外からの輸入が急増した特定の品目に対し、国内産業保護の観点から政府が割増関税を課し、輸入量を制限すること。

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た行

タリフレート

貨物船や航空貨物の表定運賃をあらわす場合と、関税割当制度(Tariff-rate Quota)で貿易管理制度の一つとして関税率をあらわす場合がある。

タンクコンテナ

海上運送で使用されるコンテナの一種。主に液体貨物を輸送する際に使用される。ISO規格に準じ製造され、20フィートサイズのみが存在する。アイソコンテナとも呼ばれる。

他法令

税関において、関税法又は関税定率法その他税関法に関する法律以外を総称する法律。

積地港

貨物が船に積み込まれた港のこと。Port of Loadingに同じ。

特恵税率

関税暫定措置法で定められている税率のこと。

トランスシップ

仕出し港から仕向け地まで、同一船舶で運送されずに寄港地などで積み替えされる船のこと。

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な行

荷受人

貨物到着地での貨物の受取人のこと。Consigneeと同じ。

荷送人

輸出者のこと。Shipperと同じ。

着荷通知先

貨物が揚げ地に到着した際に船会社が通知する窓口企業のこと。Notify Partyと同じ。

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は行

バーゼル条約

有害廃棄物の国境をまたいだ移動を規制する国際条約。

搬出料

大阪港があげ地となる場合にのみ発生するチャージ。LCL、FCL共に発生する貨物の搬出手数料のこと。

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ま行

マニフェスト

船会社が作成する本船積荷貨物の明細書のこと。

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や行

輸出入統計品目番号

HSコードともいう。製品ごとに固有の番号を付け、関税率の決定や貿易統計時に使用されるコードのこと。

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ら行

ラッシング(lashing)

コンテナ内へ積載された貨物をワイヤーやベルトなどを使い固定すること。船に積みつけたコンテナの荷崩れ防止でラッシングロッドで固定を行っている。

リスト規制

兵器そのもの及び兵器の開発などに用いられるおそれのある特定の物質、技術をまとめたリストのこと。仕向け地、用途に限らず該当品の輸出には経済産業省許可が必要。

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わ行

ワシントン条約

「絶滅の恐れのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」。対象品が属するグレードの付属書により規制順を表す。

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